10月24日 いろいろな職業

  6年生は、社会科で江戸幕府について学習しています。「徳川家康が開いた江戸幕府を徳川家光が受け継ぎました。」


 「これは、参勤交代の図です。みんなはこれを見てどんなことを感じましたか?」壁に張り出された大きな屏風絵を見てこどもたちは驚いていました。「人数が多いね。」参勤交代で大名は1年おきに江戸と領地を行き来すること、妻と子は江戸に残ることを知りました。 

 参勤交代の図には460人ほどの人が描かれていました。「これって南小泉小全員分くらいだよね。実は加賀藩の図なんだけど、加賀藩から江戸まで歩いて13日かかるんですよ。」「ええっ!そんなにかかるの。」「やば。お金もかかるよね。」

 参勤交代を通して、幕府は、どのような影響を大名に与えたのか考えました。こどもたちは資料を見ながら、ロイロノートに自分の考えをまとめました。

 グループになって意見を交換しながら、考えを深めました。今日は教育センターの長谷川先生が来校し、6年生の社会の授業を参観しました。

 こどもたちから、参勤交代の意図は、妻や子を人質にして、幕府に逆らわないようにするためであるとか、江戸を発展させるため、幕府に忠誠を誓っているか試すため、大名のお金や体力を使わせて勢力を弱めるためなどという様々な意見が出ました。


 大名の思いを考えました。「(参勤交代は)自分には何もよいことがないけれど裏切ろうにも妻子が人質的なものになっていたり、江戸に行くための費用で裏切ろうにも裏切れない。しかも忠誠心を誓わされているために参勤交代もさせられているから、逆らえばとりつぶされてしまう。」


 こどもたちは、参勤交代によって江戸幕府が力を伸ばしていったことを学習しました。

 今日は午後から、5名のゲストティーチャーの皆さんに来ていただきました。 

 6年生は総合的な学習の時間に様々な職業の人に話を聞きました。

 若林警察署の平間さんです。警察の仕事はパトロールや地域の生活安全、犯罪捜査、交通安全、災害警備などいろいろあるそうです。


 「犯罪捜査でけがをすることはありますか?」「あります。」
体を張って町の安全を守っていただいていることがわかりました。


 ジャンヌダルクの江刺さんです。座右の銘としている上杉鷹山の名言を通して、大事にしていることを教えていただきました。


 震災の直後は大変だったけど、すぐに店を開けたこと、パンを求めてたくさんの人が店を訪れてとても感謝されたことを話してくださいました。今一番売れているのは、紅玉リンゴパイだそうです。

 菓心モリヤの森谷さんです。実際に和菓子を作る様子を見せていただきました。


 和菓子の奥深さにこどもたちは魅せられていました。「和菓子つくりを失敗したことはありますか?」「失敗したことはありません!」「おおー、すごい。さすが!]


 七十七銀行南小泉支店の齋藤さんです。銀行の業務について、スライドを使いながらわかりやすく教えていただきました。


 銀行に預金するとなぜ利子が付くのか、その仕組みもわかりやすく教えていただきました。スチューデントシティで銀行業務を体験した子もいました。


 時計職人の加藤さんです。振り子時計の仕組みも教えていただきました。

「時計を修理するときに分解すると思うんですが、元の状態を覚えているんですか?」アイパッドで記録しながら修理を進めるそうです。

 いろいろな職業の方から実際に話を聞くことができて、こどもたちは自分の将来について視野を広げることができました。ゲストティーチャーの皆さん、ありがとうございました。


 24日の給食。ご飯、牛乳、かじきの香味焼き、もみじ和え、どさんこ汁、冷凍みかんです。「どさんこ」とは北海道で生まれたものという意味があるそうです。ジャガイモやコーン、豚肉などが入ったどさんこ汁がとてもおいしかったです。


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