7月7日 学校運営協議会がありました
今日は今年度2回目となる学校運営協議会がありました。委員の皆さんには、本校の教育活動にいつも力を貸していただいています。
昨年度は夏休み中に委員に皆様と教職員の熟議を行い、お互いの考えを共有することができました。委員の皆さんから「今度はこどもたちとはなしてみたい。」と意見をいただいていたので、今年度は委員会活動の時間に計画委員のこどもたちと熟議をすることにしました。熟議の約束やめあてを示しました。
アイスブレイクの「家の人に言われると嬉しい言葉は?」「学校で何をしてもいい1日があったら、何をする?」を話し合ったあたりから、次第に緊張が解けてきたようでした。熟議は、児童会目標について取り上げました。その児童会の目標設定について、計画委員長から説明をしてもらいました。
5、6年生に事前にとったアンケートでは、14.5%の子が恥ずかしい、勇気が出ないなどの理由でヒーローになるための行動をできないと答えていました。
2つ目の議題は、「ヒーローになるための行動をできそうにない人がいます。そのような人たちはどんなことをしたらいいですか?」です。
「できないような人をたくさん助けてあげて、ヒーローはこんなにかっこいいんだぞ!というところを見せる。」
熟議の3つ目の議題は、「親や友達の親、先生、地域の人など学校に関わる大人に、今よりもっとしてほしいことはありますか?」です。
ここでも5、6年生に事前にとったケート結果を示しました。「1番多かったの意見は『見守ってほしい』です。あとは『ほめてほしい』『一緒に遊んでほしい』『話を聞いてほしい』『ちゃんと叱ってほしい』の順に多かった意見です。『何もしないでほしい』という意見もありました。」
大人の代表1名、こどもの代表1名が感想を発表しました。今日の熟議ではみんなが約束を守って参加できました。自分の意見を伝えることも、相手の意見を受け止めることもよくできました。「うなずきながら聞いてもらえたので、安心して話せた。もっと話したい。」「またこういう機会があるといい。」という感想も聞かれました。
グループごとに意見を交わしました。
「しっかりと話を聞いてから怒ってほしい。」「自分の考えを一方的に押し付けないでほしい。」
「すぐ叱らないでほしいな。」「もっと褒めてほしい。」「たまにご褒美が欲しい。」熟議に参加している大人の皆さんは「そうだよね。」と共感したり、こどもが嫌がるようなことを家庭でやっていたかもと反省したり。とても有意義な話し合いになりました。
今日も給食。熟議の準備にバタバタしていて、写真を撮りそびれてしまいました。ごめんなさい。今日は、仙台空襲を考える献立でした。わかめご飯、牛乳、シシャモの天ぷら、即席漬け、すいとん汁でした。昭和20年7月10日にあった仙台空襲。当時の食事は、食料不足のため、ご飯、芋類、豆類、いわし、すいとんなどが中心だったそうです。戦争中の生活を想像し、毎日食事できることに感謝して食べました。
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