2月21日 心と体の成長

  長寿命化改修工事が始まりにあたって、資材置き場や事務所のためのヤードが校庭に設置されました。休み時間に子供たちが校庭に遊びに出る際に、工事現場に入らないように、校内放送で注意を呼びかけました。

 休み時間の始まる前に校庭に出て見守りをしていたところ、2時間目の授業を終えて、子供たちはいつものように校庭に飛び出してきました。そして、大きなクレーン車を目の当たりにして、口々に「すご~い!」「かっこいい!」と言っていました。


 樹木園やジャングルジムなどの遊具で遊ぶためには、ヤードをぐるっと回っていかなければなりませんが、子供たちはいつも通り楽しそうに過ごしていました。

 



 4年生 保健「思春期の体の働きの変化や心の変化について知ろう」

養護教諭と担任による授業でした。


 「前回は、思春期に起こる体の外側の変化を学習しましたが、今日は体の中の変化について学習します。」思春期は命をつなぐために体が変化することや、男性と女性の性器やその仕組みについて学びました。

 「折り紙を渡すからよく見てね。」「あれ?すごくちっちゃい穴が開いている。」「針で刺したみたいな穴だね。」
 「実はこの針で刺した穴が、卵子の大きさなんです。」「えっ!すごくちっちゃいね。」
卵子は0.1~0.15mmであることや、精子はその10分の1ほどであることを知りました。

 男性の精通や女性の月経の仕組みを教えてもらいました。初めて出てくる言葉が多かったのですが、子供たちは集中して話を聞いていました。

 体の変化について説明を聞いた後、スライドを見ました。
「一番初めの射精を『精通』と言いますが、これはいつ起きるかわからないんです。寝ている間かもしれないけれど、不安や心配になったりしなくて大丈夫です。みんなの体が命をつなぐために成長したという、いいことなんですよ。」

 「女性の場合、初めての月経を『初経』と言います。子宮で赤ちゃんを迎えるためにふかふかのベッドを作っていた血液が、いらなくなった卵子とともにちつから外に出るんです。月に1度の割合で起きますが、個人差があります。」
「女性のからだってそんな風になってるんだ。大変だね。」というつぶやきが聞こえてきました。

 思春期は体の変化するけれど、心も変化することも教わりました。体が変化したり、誰かを好きになる気持ちが芽生えたりする思春期ですが、大人になるため成長した証なのだということを、子供たちはしっかり理解したようです。体や心の変化に戸惑うこともあるかもしれないけれど、そんな時はおうちの人や先生に相談してほしいという話も、子供たちはよく聞いていました。

 21日の給食。ご飯、牛乳、豚肉のかりん揚げ、わかめの生姜和え、引き菜汁です。豚肉のかりん揚げは子供たちの人気メニューです。下味をつけた豚肉にでんぷんを付けて油で揚げて、甘辛いたれを絡ませるそうです。歯ごたえがありましたが、子供たちはむしゃむしゃよく噛んで食べていました。


 明日は土曜日でお休みですが、2月22日は2が並ぶニャーニャーニャーで「猫の日」なのです。猫が大好きなT先生の教室前には、こんな掲示が登場しました。明日から3連休ですね。




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