3年生 薬師堂に行きました
児童会で、「雑草抜きパーティー」をやることに決まりました。学年で除草作業にも取り組んできましたが、夏休み明けの校庭は雑草だらけになってしまうので、子供たちが校庭が草原じゃなくなるための方法を考えようと知恵を絞り、実施することになりました。朝のいずみタイムの時間に学年で草取りをして、6年生が気持ちよく陸上記録会の練習に臨めるようにしようと計画しました。みんなが前向きに活動できるようにネーミングにもこだわったようです。
今朝は5年生が、雑草抜きパーティーに取り組んでいました。
1年2組の教室に行ったら、かわいい寄せ書きがありました。 陸上記録会に向けて、応援メッセージを書いたそうです。「今から6年生に渡しに行きますよ。」
寄せ書きには、心のこもったメッセージが書いてありました。
「あさのじゅんびやそうじをやってくれて、ありがとうございました。りくじょうきろくかい、おうえんしてます。ぜったいゆうしょうできるよ。」「りくじょうきろくかい、おうえんしてます。がんばってください。」「じゃんけんをしてくれてありがとう。りくじょうきろくかい、おうえんしてます。」
1組の子供たちも、6年生に応援メッセージを書きました。
「6年生の皆さん、陸上記録会、頑張ってくださいね。」
「ありがとうございます。頑張ります!!」
入学してから、1年生は6年生に朝の準備を手伝ってもらったり、一緒に遊んでもらったり、掃除の仕方を教えてもらったりとたくさんお世話になりました。1年生は、そんな6年生に気持ちを込めてメッセージカードを作成しました。6年生のやる気がグーンと上がった瞬間でした。お互いに関わり合って成長している子供たちです。
3年生は、総合的な学習の時間に、南小泉探検隊と称して学区のことを調べています。4日は文化財課の先生方に来ていただきましたが、今日は薬師堂や国分寺跡、ガイダンス館を訪れ、文化財課の先生方に案内していただきました。
「陸奥国分寺は誰が建てたのか覚えているかな?」「はーい。聖武天皇です!」「その通り!」
薬師如来が祭られているので、薬師堂と言われるようになったそうです。400年ほど前に伊達政宗が建てましたが、その印がこの建物の中にあるそうです。
「印ってどれかな?」子供たちは必死に探しました。その印とは、瓦の中央に大きな丸、その周りに8つの丸のある「九曜文」でした。これは伊達政宗の家紋なのです。
「印ってどれかな?」子供たちは必死に探しました。その印とは、瓦の中央に大きな丸、その周りに8つの丸のある「九曜文」でした。これは伊達政宗の家紋なのです。
ガイダンス館も見学しました。
今から1300年前、日照りがあったり、貴族の反乱があったり、伝染病があったりしたため、聖武天皇は「日本中に大きなお寺(国分寺)をつくって、仏様の力で日本を守ってもらおう」と考えたそうです。
ガイダンス館の展示物も見せていただきました。
国分寺跡の説明も聞きました。
「仁王門には金剛力士像が祭られていますよ。」お寺に悪いものが入ってこないように見張っているそうです。
口を開けた阿形。怖い表情をしていました。
口を閉じた吽形です。こっちも同じくらい怖い・・・。
「国分寺には回廊がありました。柱の土台となっていた石が残っているので、それに沿って歩いてみましょう。」
「ここには七重塔がありました。塔の中心となる柱がこの石の上に築かれていたんです。」とても高い塔でしたが、平安時代に雷が落ちて倒壊してしまったそうです。
地域の歴史に触れることができた貴重な校外学習となりました。文化財課の先生方、ありがとうございました。
今日は、1~5年生が下校した後に、陸上記録会に向けての練習会がありました。初回なので、6年生と担当職員の顔合わせも行いました。
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