3月4日 6年生を送る会

 　朝8時、校舎の改修工事のための仮設ヤードの前に数人の子供たちが集まっていました。「何か待っているの？」と聞いたら、「うん、工事の人たちがラジオ体操するから一緒に体操するんだ！」の答えが返ってきて、笑っちゃいました。「校長先生も一緒にやろう！」と言われてやってみました、ラジオ体操第一！

　

「音がちょっと小さくて聞こえないなあ。」などと言いながらも楽しそうな子供たち。工事業者さんからは、「子供たちにラジオ体操カードを作って、ハンコ押してあげたいなあ！」と言われました。振り返ってみると、ラジオ体操する子が増えてました。なんともかわいい朝の風景でした。

　ヤードではネットに変わり塀を建設中です。「ねえ、これができたら、おじさんたち見えなくなっちゃうよ。どうすればいいの？」と心配する子がいましたが、「大丈夫、ヤードの入り口側から見えっから。」と工事業者さんに言われました。ラジオ体操が終わると、校庭で元気に遊び出す子供たちでした。

　今朝はテレビ放送で賞状の伝達を行いました。

　南小泉中学校区青少年健全育成協議会主催いじめ防止標語や、私たちの作品展、小中学校児童生徒書きぞめ展覧会などで入選した子供たちに賞状が届きました。みんなよく頑張りました。

　今日は3時間目に6年生を送る会が行われました。

　5年生が会の進行を担当しました。今年度最後の児童会行事で、みんなで6年生に思いを伝えようと協力して準備を進めてきました。

　6年生入場です。6年生のリクエストで「ライラック」の曲に合わせて、6年生が花のアーチをくぐりました。

　1年生の出し物です。1年生は「きらきら星」のメロディーに合わせて替え歌と鍵盤ハーモニカの演奏を披露しました。「6年生さん　中学校でも頑張って～　みんなが　応援しています♪」

　2年生は大きな声で6年生に呼びかけました。「南小の6年生は、かっこいい！」優しくて働き者で素敵な6年生への思いを伝えました。「世界中のこどもたちが」の替え歌も披露しました。

　3年生は、みんなで作ったカルタを発表しました。

「あ」「ありがとう　みんなやさしい　6年生」

「か」「かっこいい　キラキラ　6年すてきだな」

　4年生は、6年生に勝負を挑みました。4年生から「挑戦します！」と言われて、「かかってこい！」と応じた6年生。はじめは、なわとびで二重跳び対決です。4人対4人で30秒間跳び続けた人数の多い方が勝ちとなります。白熱した戦いが繰り広げられましたが、2対2の引き分けとなりました。

続いてじゃんけんリレーで勝負です。4年生チームも6年生チームも気合十分です。

「用意、スタート！」

　折り返し地点で先生とじゃんけんです。勝たないと進めません。全校児童の熱い声援の中、4年生が大きくリードしていましたが、最後の最後に6年生が大逆転。勝利をつかみました。

　5年生は、6年生に大きな声でエールを送ってから、「大切なもの」の合唱をプレゼントしました。

　合唱の最後に、「6年生さん　今までありがとうございました！」のランドセルメッセージのパフォーマンスもあり、会場のみんなを驚かせました。

6年生から、お礼の言葉と「最後のチャイム」の合唱が贈られました。

　引継ぎ式では、児童会旗や市小体のユニフォーム、ソーラン節の法被が6年生から5年生に渡されました。

　「5年生の皆さん、次はあなたたちの番です。南小泉小学校をしっかりリードしていってください！」　

最後にみんなで児童会の歌を歌いました。

　かっこよくて、やさしくて、頼りがいのある6年生に感謝の思いを伝えようと、1～5年生が一生懸命に準備してきた6年生を送る会でした。6年生に感想を聞いたら「めちゃくちゃよかった！！」という声が返ってきました。1～5年生がこんなふうに頑張れるのは、６年生がリーダーとしてこの1年間努力してきたおかげです。

　とても素敵な、そして心が熱くなる会でした。6年生も在校生もお互いを大切な存在と感じることができました。南小泉小学校の子供たちはすごく素敵です。

　6年生が退場する姿を見送りながら、涙をこぼしている子もいました。「6年生が卒業するの、さみしいね。」

　どの学年の子も準備や出し物を頑張りました。やりきった満足げな表情をしている子もたくさんいました。「出し物、すごくよかったね！」と声をかけると、「うん！」と誇らしげに答える子もいれば、「でも、おなかすいた！！」という子もいました。この会でエネルギーを使い果たしたようです。さすが子供、正直です。

　4日の給食。小横わり丸パン、牛乳、スティックコーヒー、トマトクリームスパゲティ、メンチカツ、キャロットラペです。新メニューのキャロットラペ。手作りのドレッシングはオリーブオイルの風味が生きていて、とてもおいしかったです。メンチカツをパンにはさんで食べました。