3月5日 ビッグ・ハングリー・ベア

 　今朝は、天気予報通りの雪となりました。子供たちが登校してくる頃に雪は雨へと変わっていきました。

　昨日は感動的な6年生を送る会がありました。図書室の入り口にはこんな飾りつけがしてありました。卒業おめでとうムードが盛り上がってきました。

　6年生の教室前の廊下には、昨日の「6年生を送る会」で4年生が披露したカルタが飾ってありました。

「あ」「ありがとう　みんなやさしい　6年生」

「と」「友達や　仲間思いの　6年生」

「み」「みんな大好き　中学校でも　がんばって」

「す」「すてきだな　ソーラン節や　singsingsing」

「か」「かっこいい　キラキラ　6年すてきだな」

「な」「南小っこ　いつもたよれる　リーダーズ」

　今日は5，5年生と対象にしたスペシャルブックタイムがありました。

　絵本「ヤクーバとライオン」の読み聞かせです。ライオンたちが村の牛を襲いにきました。家畜係のヤクーバはライオンの王者と戦うことになりましたが、お互いに傷つけまいとします。

　「戦わない」という勇気について考えさせられる、ヤクーバとライオンの感動的な物語でした。

　劇「ビッグ・ハングリー・ベア」も見せていただきました。他の学年でも大うけの劇でした。「ソーデイサルレイタス」と言いながら、ビスケットの材料のふくらし粉を買いに行った男の子の前に突如現れたビッグ・ハングリー・ベア！前列の子は、大きな腹ペコ熊の登場にびくっとしていました。

　

　　　　　大きな腹ペコ熊に男の子は飲み込まれてしまいました。「ええ～！？」

　様子を見に行った妹は、お兄ちゃんがふくらし粉を買ったことを確かめましたが、途中で、ビッグ・ハングリー・ベアに食べられてしまいました。

　なかなか帰ってこない孫たちを探しに来たおじいさんの前にも大きな腹ペコクマが現れました。「ビッグ・ハングリー・ベア！」おじいさんも食べられてしまいました。

　読み聞かせボランティアの皆さんは何度も上演しているとあって、演技に一層磨きがかかったように感じました。

　おばあさんの前にも大きな腹ペコクマが現れました。子供たちはビッグ・ハングリー・ベアの気配を感じては、「また出てきそう。」「あっ、影から覗いてる！」と反応しながら、楽しんでいました。

　最後に残ったリスが大活躍。リスはビッグ・ハングリー・ベアから逃げようと、会場中を走り回り、木に登りました。追いかけたビッグ・ハングリー・ベアは木から落ちて死んでしまいました。

　

　ビッグ・ハングリー・ベアのおなかから無事に出てきた４人と1匹は、みんなでおうちに帰りました。「これって、なんだかサザエさんみたーい！」

　6年生はみんな楽しそうにスペシャルブックタイムに参加しました。「読み聞かせボランティアのみなさん、朝の読み聞かせや、今日のスペシャルブックタイム、ありがとうございました。」お手紙を渡して、感謝の気持ちを伝えました。

　「6年生のみんながこれから絵本を手にとって読むことは、あまりないかもしれません。もしかしたら、今日読んだ絵本が最後の絵本になるかもしれませんね。6年間、読み聞かせに参加してくれて、ありがとう。そして卒業、おめでとう！」ボランティアの方からこんなメッセージをいただきました。

　読み聞かせボランティアの皆さんには全学年スペシャルブックタイムを実施していただきました。どの学年の子供たちもお話の世界を大いに楽しむことができました。1年間ありがとうございました！

　5日の給食。麦ご飯、牛乳、シーフードカレー、大豆とナッツの飴がけ、海草サラダです。大豆とナッツの飴がけは、炒り大豆とアーモンド、カシューナッツに甘みがある飴色のたれを絡めた料理で、カリカリしておいしかったです。「カレーは飲み物！」と言いながら食べる子もいました。いかやえびといったシーフードの入ったカレーはとてもおいしかったです。