2月27日 6年生「地域との関わりプロジェクト」
6年生は家庭科で「地域との関わりプロジェクト」に取り組んでいます。地域や学校のために自分たちができることを考えて実行に移しています。これまでにも地域のごみ拾いをしたり、図書館に自作のポスターを掲示していただいたり、1年生に紙芝居を読んだり、交番に自作の防犯ポスターを張っていただいたりと、自分たちで考えた様々なプロジェクトをグループごとに実行してきました。
今日は木下保育所の年長さんに学校に来ていただいて交流しました。「こんにちは。」「よろしくお願いします。」
プロジェクトのメンバーが校舎を案内しました。
図書室には本がいっぱいありますね。
「授業中だから静かに見ようね。」「お勉強しているね。」年長さんはちょっと緊張した様子でしたが、学校の中を6年生に案内してもらいました。
学校探検の途中、こんなほほえましい様子も見られました。6年生が年長さんに合わせて手をつなぎながら、ゆっくり階段を下りました。
しっぽとリスタート!広い体育館ですが、年長さんは次々と6年生のしっぽをとりました。
とうとう最後の1人。みんなで追い詰めて、しっぽをゲットしました。
次は2チームに分かれてオセロゲームです。体育館の床にたくさんのカードが置かれました。カードには裏表に〇と✖が描かれています。
〇チームはカードを〇に、✖チームはカードを✖にします。時間内に多くのカードを自分たちのマークにした方が勝ちとなります。
用意、スタート!カードをひっくり返しても、相手チームにあっという間に戻されてしまいました。子供たちは夢中で取り組んでいました。3分間のオセロゲーム、「しんどい~。」「1週間分運動した感じ。」と言っている6年生もいました。

「今日は楽しかったですか?」「はーい、楽しかったです!」6年生はお土産に、自作の塗り絵をプレゼントしました。「小学校って楽しいね。」「また来たいなあ。」などという声が聞こえてきました。6年生も年長さんもとても楽しく交流することができました。木下保育所の皆さん、ありがとうございました。
3年生 社会「道具はどのように変わってきたのだろう」
今日は文化財課の狩野先生と相澤先生に来ていただき、3年生の授業をしていただきました。
昔の道具もたくさん持って来ていただき、子供たちは触ったり持ち上げたりしました。
「やぐらこたつ」です。中に炭を入れて、布団をかぶせて暖をとったそうです。
「箱まくら」昔は長い髪をきれいに結んでいたので、髪型が崩れないようにこの枕を使っていたそうです。寝返りしやすいように、枕の底の部分がカーブしています。寝癖がつきにくいそうです。
「炭火アイロン」約70年前くらいまで使われていたアイロンです。中に炭を入れて使うそうです。持ってみると、結構重い!
「火のし」約90から100年前ぐらいまで使われていたそうです。炭を入れて、布のしわを伸ばしたそうです。
「洗濯板」です。今もプラスチック製のものが100円ショップで販売されていますね。手で洗うのは大変だけれど、しつこい汚れをねらって落とせるというメリットもあります。
羽釜(はがま)です。炊飯器の宣伝で、「羽釜のようなご飯が炊けます」というキャッチフレーズを聞きますよね。これが、おいしいご飯が炊けるという羽釜なんです。持ってみたら、意外と軽かったです。
昔の道具を触ってみて気づいたことを発表しました。「炭火アイロンなんて、とても重いね。」「洗濯板で洗濯するのは大変そう。特に冬は辛そうだね。」「やぐらこたつや炭火アイロンや火のしは、炭をおこして使うから時間がかかるね。」
でも、今の道具と比べるといい点があることにも気づきました。「洗濯機より、洗濯板を買う方が安いよね。」「電気がなくても使えるね。」「ということは、停電の時とか、災害の時も使えるっていうことだね。」


27日の給食。ご飯、牛乳、鰆の胡麻だれかけ、甘酢和え、澄まし汁、はっさく、ひなあられです。今日はひな祭りの献立でした。「ひな祭り」は、はまぐりのお吸い物やひなあられなどを食べて、女の子の健やかな成長を願う伝統的な行事です。鰆の胡麻だれかけは食べ応えがありました。胡麻だれはご飯によく合う味付けでした。
子供たちは、人々のくらしや考えに合わせて道具が変わってきていることに気付きました。「電気が使えるようになって、洗濯機や炊飯器のような便利な電化製品ができたね。」「人々のくらしが楽になったね。」
ロイロノートに、今日の授業で分かったことをまとめました。
「便利に暮らせるようにと昔の人が考えて、今使われているような道具ができた。」「昔の道具は使うのが大変だったけど、今は電気もあって便利になったと思った。」
今回もたくさんの資料や実物をもとに、子供たちの理解が深まる授業をしていただきました。狩野先生、相澤先生、ありがとうございました。
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